地デジ・地上デジタルならおまかせ多治見、地上デジタル放送

 

地上デジタル(地デジ)放送


なぜ地上デジタル放送に変わったのでしょう?
携帯電話が止まるからです

この言葉だけでは少し説明が足りませんが、今までのアナログ電波が止まった一番大きな理由は電波枠の有効活用ですから、そんなに間違った言葉ではないと思っております。

事実このまま行けば、続々と新サービスが始まる携帯(無線通信)の電波枠が、飽和状態になることはほぼ確実で、一般の方に「地上デジタル放送になぜ変わったのか」をよりわかりやすく、自分の問題として考えていただくために身近なもので、一番影響が出るものをお話しています。この話をすると、多くの方が驚かれるのですが、詳しくは次項以降の電波枠のお話などで解説しておりますので、お時間のあるときにぜひ一度お読み下さい。

 



「地上デジタル放送?」

よく地上デジタル放送(地デジ)に関して、「どうして地デジになんかなったんだろう、アナログ放送のままで十分なのに」というお話を伺います。実際のところ、地デジは国民の大多数にとって必要不可欠か、といわれるとそうではなかったかもしれません。しかし、アナログ放送から地上デジタル放送(地デジ)への移行によって生じる大きな電波枠は、国民の大多数にとって必要不可欠なものになったでしょう。

NHKや民放で盛んにアピールされていたのは、地デジに切り替えたときのメリット「画像がきれい、データ放送が便利」という話が主であるため、要らないものを売り込まれる意識が結構皆さんにもあったようです。ある意味当然ですよね。

そもそも電波というものには、世界中のそれぞれの国によってで決められている「利用してよい電波枠、周波数帯」というものが存在し、その電波枠を超えて電波を使ってはいけないことになっています。そうでないと、混信する可能性があるのですが、昔アナログラジオを聴いていると時期によって朝鮮半島の番組が聞こえたりしたのは混信しているためです。近い国では、一応電波枠に注意をしていても現実には混信するわけですから、この電波枠というのは結構難しい問題なのです。

技術立国としてまだまだ健在な日本としては、電波枠は現時点でも到底足りないのですが、足りないといっても温暖化ガス排出権の如く、発展途上国から買うこともできないため、自国の中でやりくりをしなければなりません。

そのため、1957年に当時の田中角栄郵政大臣(今の総務大臣)から割り振られたという昔の規格で有効に使われていない電波枠を、新しい技術でより効率的に使うようにする、つまり非圧縮型のアナログ電波より、圧縮して効率的に送ることができるデジタル電波に変更することにより、同じ1局の電波でも今までの周波数帯より、少ない周波数帯でより多くの電波を送ることができるのです。



地上デジタル放送のメリット

・画質がきれい
・番組表が見られる
・データ放送が見られる
・周波数帯に余裕が出て、携帯など他の無線機器が発達する



・画質がきれい

もちろん電波状況が正常な受信環境にあっての話ですが、アナログ放送と地上デジタル放送ではまったく画質が違います。音も5.1chに対応し(要対応スピーカー)まるで映画館にいるような迫力が楽しめます。ぜひ、大きな画面でお楽しみいただきたいものです。



・番組表が見られる

地上デジタル放送(地デジ)番組表EPG

これで新聞のテレビ欄は必要がなくなるかもしれません。1週間分のテレビ番組が番組表になって出てきますのでとても便利です。テレビ欄のためだけに新聞、テレビ雑誌を講読されている方は、もう必要ありませんよね。

また、最近の大手メーカーで同メーカー、同シリーズ、同世代のレコーダー(ちょっと条件が厳しい・・・)でHDMIケーブルでつないであれば、番組表からすぐに録画には入れますので、とっても便利です。もちろん地上デジタル対応レコーダーでも番組表は出てきますが、テレビから直接録画できるほうが便利なことは間違いありません。



・データ放送が見られる

地上デジタル放送(地デジ)データ放送

データ放送のことはあまり意識されていないようですが、天気予報やニュースなど、その時間、地域のものを見ることができるので、結構使えますよ。地上デジタル放送対応テレビは、最初に郵便番号を入力し地域設定をしますので、多治見市の507-○○○○を入れれば、多治見市のこれからの天気予報を3時間単位で見ることができます。

各局微妙にニュースが違いますので、お好きな局でデータ放送をお楽しみ下さい。ニュースも多治見市ローカルがやってくれればいいのですが、そこまではなかなか・・・でも岐阜県ローカルニュースは流れますし、番組宣伝もやってますので、ドラマのあらすじも見ることができます。



・周波数帯に余裕が出て、携帯など他の無線機器が発達する

現在、地デジ移行により開いた電波枠を、割り振られるている最中ですが、携帯向けに半分以上割り振られるだろうといわれています。あと一般に関係するのが、無線で行うインターネットが光にある程度近いスピードになる予定ですし、警察無線、防災無線なども強化される予定です。

昔の規格を停めて新しい規格に変わるために「痛み=出費」はありますが、痛み以上に便利な世の中になっていくと予想されるため私達は大歓迎ですが、さて、本当にうまくいったのでしょうか。


地上デジタル放送についてのリンクを集めてみました。いろいろな情報がありますが、それぞれの思惑もからめながらの解説のため、どれが本当に正しいかは私達にもわかりませんが、ある程度は納得のできるものをリンクしております。

いろいろな情報を検討しながら、どれが本当にお客様にとって必要な情報なのかを、私達も常に考えていきたいと思っております。


・おりべネットワーク 多治見・土岐・瑞浪のケーブルテレビ+インターネット接続会社
 アンテナ受信インターネット受信ができない人には必要。多チャンネルを楽しみたい人もオススメ。
 インターネット初心者で頼る人がいない場合には、ここで契約するのがいいかも。


・放送サービス高度化推進協会 地上デジタル放送、衛星放送の基礎情報が載ってます。


・総務省 東海総合通信局 東海地方の地デジ受信エリアなど。


・Wikipedia 地上デジタルテレビジョン放送 とりあえずウィキの解説はかかせません


・総務省 地上デジタル放送のご案内 総務省の立場での地上デジタル放送説明


・NHK デジタル放送 NHKの立場での地上デジタル放送説明


・ボクにもわかる地上デジタル放送  専門的ですが、勉強になります。


・サンタ堀池ホームページ アンテナ写真館(第三) 多治見市、土岐市や東濃地方、岐阜県などの中継局の解説






 

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