エアコンの既設配管注意点

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既設配管の注意点

既設配管、埋め込み配管は要注意

最近の新築や比較的こだわった作りのお家では、エアコンの配管類が壁の中に埋められていることが増えてきました。私達ももちろん対応させていただいておりますが、すでにある配管類を再利用する場合には工事により手間がかかるのと、最初に工事をした業者次第で、水漏れやガス漏れを起こすことがまれにあります。

可能であれば、配管類は極力新しくしたほうがいいに決まっていますが、それができない現場も当然ありますので、その場合は既設配管を使うしかありません。

配管の再利用は、古いものを使うので部品が少なくなるから工事費用が安くなるのではないか、という考えもわかるのですが、実際既設配管の再利用はかえって新品配管なら必要のない手間がかかるので、一般的にはある程度高くなるでしょう。

既設配管を使用する場合、配管、配線、ドレン管それぞれを再利用するのですが、昔のエアコンで使用していたものと今のものでは規格が違う場合がございます。その場合には変換金具を接続したうえでつなぎます。

古い銅管はそれなりに劣化していますし、何より、最初に取り付けたときにへんな曲がりぐせが付いていると、そこが折れてガスが漏れてしまいます。エアコンの中を通っているガスも規格が10-15年くらいで変わるため、規格が違うガスを使う場合には配管の中を掃除しなければいけません。

 

エアコン、ドレン、水漏れ、ホース


水が流れるドレン管もしっかりと水漏れがないようにつながなければなりません。室内機と室外機をつなぐ電源+信号線も規格が違うと大変です。以上のことをいろいろやらなければなりませんので、既設配管でつなぐより新設の配管のほうが材料、洗浄代がかかってもずっと簡単なのです。

業務用エアコンのように1台50-数百万もするエアコンの場合では工事費に5-10万程の変動があっても納得される方は多いのですが、1台10-20万の家庭エアコンで古い配管を使うので5―10万円工事費が余分にかかりますよ、とお話ししてもご理解いただけない場合も少なくありません。

エアコンの入れ替えは洗濯機や冷蔵庫の入れ替えと違い、トラブルもそれなりにございます。そのトラブルのもとを少しでも減らす必要があるため、できるかぎり配管類は新しくさせてくださいね。



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