エアコンの省エネ性能

現在のエアコン価格 チラシ

エアコンの省エネ性能

・高機能タイプが省エネとは限りません。
・フィルターお掃除機能とセンサーカメラにこだわりましょう
・20年以上前のエアコンは確かに電気代がかかりました。



・高機能タイプが省エネとは限りません。

このエアコンは省エネです!といううたい文句をよく広告で見ますが、本当に省エネなんでしょうか。実はエアコンのモーター自体の性能は、高いものも安いものもあまり変わりません。

パナソニック製の2022年モデルの6畳用での1年間の基準電気代比べてみますと

一番安い簡単エアコン CS-222DFL 

冷房時期間合計 225kwh = 6,075円

暖房時期間合計 492kwh = 13,284円


一番高い高機能エアコン CS-222DLX

冷房時期間合計 166kwh = 4,482円

暖房時期間合計 420kwh = 11,340円

金額の計算方法や基準は電気代と計算方法のページを参照してください。


この2台のエアコン本体の金額は当店価格で約15万違います。

確かに高いほうが電気代は少し安いのですが、エアコン本体の金額差を埋めるほど差がありません。つまり機械自体の性能はあまり変わらないのです。電気代に影響があるのは、フィルター自動お掃除機能とセンサーカメラ。これは使用環境によりますので一概には言えませんが、それぞれ5-20%程節電効果があります。

つまりこの2つの機能が節電には重要で、機械効率+フィルター自動お掃除+センサーカメラの3つの要素がバランスよく整っているのが高機能タイプであることが多いですね。フィルター自動お掃除機能とセンサーカメラは、エアコンを使う場所にいる人数、お部屋がきれいかどうかによって有効度が変わってきます。

つまり、使う人が一人で、常にお部屋を清潔にしている人はこの2つの機能の有効度は低いかもしれませんし、逆の場合ではより有効になってくるかもしれません。エアコンは冷蔵庫やテレビと違い、環境によって大きく電気代が変わってきます。

生活習慣にあったエアコンを選んだり、節電のためにお部屋をきれいにして、フィルターにほこりがあまりつかなくしたり、フィルター自動お掃除機能が付いていても、フィルターのチェックをまめにしてみる等の努力は必要かもしれません。



・20年以上前のエアコンは確かに電気代がかかりました。

エアコンは電気代が高い、というのは確かに昔はそうでした。そのイメージがとよく残っている人もまだまだ多く、現在でもエアコンの電気代は高いという意識があるかもしれません。

エアコンの電気代、推移


日経トレンディ 期間消費電量量(1991年-2010年)
4kwエアコン 14畳用  ダイキン工業


少し古い資料ですが、14畳エアコンの1991年から2010年の変化はすごいですね。少し大きめなので差は大きくなりがちですが、3,394kwhから1,293kwhとは、1/3近くに電気代が下がっています。時代とともに基準が変わっていますが、原発が止まるころまでの1kwh=22円で計算すれば、年間74,668円だったのが28,446円になった計算です。

このころの基準でも1年間に約10カ月1日18時間使うことを基準としていますので、そんなに使う人はおらず、実質はこの半分くらいではなかったかと思いますが、それでも1/3はすごいですね。しかし、ここ7-8年はあまり変わっていない気もします。

ここ最近は機械効率を上げるよりも、フィルター自動お掃除機能やセンサーカメラ等の機能で電気代を節約するようになってきましたので、設置環境によって差が大きすぎ、このグラフでは読み取りにくいのが残念な限りです。

機種や大きさによっても節電効果は違うでしょうが、一つだけ間違いなく言えることは、20年以上前のエアコンはやはり電気代が高いため、年に数回使うくらいであればそのままでもいいかもしれませんが、大きな部屋で使ったり、年間1か月以上使うような場合では、壊れてなくても買い替えたほうがいいと思いますよ。



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