パソコンは修理するべき?

 

パソコンは修理するべき?

どんどん新しい機種が出るパソコンも、基本的には耐久消費財には変わりありません。1年に2-3回発売されようが、5年で10世代変わろうが、一般の人が毎年買い換えることは出来ないでしょう。買い替え平均期間は4.5年といわれていますが、パソコンは冷蔵庫やエアコンのように修理をするべきなんでしょうか。


・修理する前に、「本当に壊れていますか?」
・修理しても最新機能は使えない
・修理費用が結構高い
・プリンタは消耗品
・修理体制はEPSONがいい、海外メーカーは・・・


・修理する前に、「本当に壊れていますか?」

パソコンの調子がおかしいから見てほしい、パソコンが壊れたから修理したい、というお問い合わせはたくさんいただきますが、初心者の方のこういったお話では、9割方パソコン自体は壊れていません。ほとんどの場合、プログラムがおかしくなっているだけなので、再インストールや再設定をすれば直るのですが、そこまでの判断が出来ない人が多いのが現状です。

電源がまったく入らなければ、スイッチの入れ忘れ、ケーブルの挿し忘れ以外は修理する可能性が高いのですが、プリンタが動かない、Windowsの画面が出てこない、インターネットがつながらない、といった症状も日頃のメンテナンスがしっかりされていないパソコンであれば判断は難しい。

そういったことについて、説明書には、まったく載っていないことも多いのですが、これも他の家電品同様、受益者負担を徹底した結果であり、安い家電を求める消費者とその要望にあわせた家電を供給するメーカーのどちらが悪いか、といった疑問に対する回答はなかなか難しいでしょう。

そういったサポートが必要な人には、ある程度のメーカーは別商品としてサポートを有料で供給するシステムにも一応はなっていますので、サポートシステムを利用していただくか、わからない人には、仕方がないので勉強していただくしかありません。難しいところですね。

メーカーが認定する「故障」というのは、Windowsがしっかり動いている状態での機械の動作に問題があることですから、本当に故障しているかどうかはとりあえず、自分でリカバリーをできる人は、リカバリーしてみてから判断したほうがいいでしょう。


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故障の判断がどうしても付かない場合には、ご相談下さい。多治見市内であれば、出張診断料3,000円(消費税別)で状況を確認しに伺い、修理が必要かリカバリーで直るのかある程度の判断をさせていただきます。

いざ修理やリカバリーをする場合に貴重なデータをなくさないためにも、日頃からデータのバックアップをすることは欠かせません。Windowsがまったく動かなくなってからのバックアップは出来ないことはありませんが、非常に手間がかかるため、高額なバックアップ料金がどこでも請求されます。

富士通などの初心者向けパソコンを買ったときに入っていたソフトは、最初にリカバリメディアを作るか後で購入するリカバリメディアで入れなおすことが出来ますが、自分で作ったデータや入れ込んだ写真などは、自分の責任で何とかするしかなく、よく使う人ほど定期的なバックアップがかかせません。

最近のパソコンならほとんどはUSBメモリにコピーすることができるでしょうし、外付けでハードディスクドライブをつければバックアップできますから、USBメモリに書き込みが出来ない大きなデータでもバックアップを取っていただくことは出来ると思います。

バックアップなんてしたことない、なんて人もいるかもしれませんが、データのバックアップだけは今後パソコンが進化しても絶対必要な作業ですから、毎年の年賀状のために住所録を入れなおさないためにも、バックアップの作業だけは覚えてください。



・修理しても最新機能は使えない

パソコンが最新機種でいるのはたった4-6ヶ月。5年経てば10世代変わるのが当たり前の世界で、1世代1世代はマイナーチェンジであることは多いのですが、さすがに10世代も変わればつかっている部品の規格はごっそり変更されています。

もちろん中には流用できる規格もありますが、そういった部品は多くなく、5年も経てば、ほとんどの場合メーカーが保存してある旧規格の部品を使わざる終えません。当然のことですが、5年前の規格のパソコンであれば、現在のものと比べスピード、容量とも20%-50%ほど変わることも当たり前で、現在の最新機能には付いていけません。

たとえメモリやハードディスクを追加したとしても、十分な機能とはいえず、もう2-3年経てば、インターネットを少し見るか、ワープロ、年賀状以外には使えなくなりますので、購入後2-3年であれば修理をする価値はまだあるとは思いますが、5年も経てば修理をしてもすぐに使えなくなるので修理をする価値はないかもしれません。

パソコンは販売店が3年保証を有料で行っている場合が多く、私達もメーカー保証1年+2年の合計3年間保証を20,000円(消費税別、一部を除く)で行っておりますが、その期間を過ぎた場合には、原則修理をせずに買い替えをオススメしています。

現在ではWindows95や98、Meといった古いWindowsばかりでなく、Vistaも現在はウイルス対策は何も出来ずまったく無防備で、7も2020年1月4日以降には同様になります。一般的には短く感じられる、Windows(OS)のメーカーサポート期間には批判もおきていますが、これも難しい事情があります。

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Windowsの開発元のマイクロソフトにも問題がないとはいえませんが、世界中にいる変質者、愉快犯、詐欺師がウイルスプログラムを作っているため、基本的にはマイクロソフトはウイルスが発生することに関して責任を負う義務はないわけです。

Windowsのプログラムに問題があり、個人情報が流出するようでは大変困りますが、古い機械にこだわっていると、新しい規格や機械が育たないため、そのバランスが難しいのが困るところです。古いといってもたかが5年前の話ですから、ドッグイヤー(7年)に納得されない方ではパソコンの進化を受け入れることは難しく、結果的に新しい機能についていけなくなるかもしれません。

そういった一見不親切、矛盾した制度も含め、あるものはあるがまま受け入れていただき、その分便利になった世界を楽しんでいただいたほうがいいでしょう。


 

・修理費用が結構高い

パソコンは他の家電製品よりも、ずっと市場の要求が厳しかったため、メーカーの利益率が低く、修理業務は、多くのメーカーが単独ビジネスとして捕らえているため、本体を販売した際の利益から修理費用を補填し、お客さんには安い金額で修理を行い、メーカーへの信頼度を増すような営業方法を使っておりません。

海外資本のメーカーではそんなことは当たり前で、日本国内よりも海外市場で主にパソコンを売っていた東芝などはその傾向が強く、初心者向けメーカーのNECや富士通(中国レノボ傘下)も以前の修理費の1.5-2倍を請求してくることも珍しくありません。

修理、メンテナンスをビジネスとして捕らえる考え方自体は悪いことではなく、現在の市場の中では当然とも言えることですが、故障しなければ良いが故障したら使い捨ての覚悟もいるため、ある程度の事前に理解しておく必要があるかもしれません。

最近は家電製品でも、価格訴求が厳しい状況が続いているため、こういった考え方は広がりつつあるため、もう少しすると各メーカーともより製品は安く、メンテナンスは適切な金額を請求してくることになってくるかもしれませんね。



・プリンタは消耗品

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プリンタはインクだけが消耗品ではなく、機械も消耗品です。ボールペンや万年筆でもインクを交換するだけでなく、芯やペン先を交換することがあると思いますが、プリンタもインクだけでなくヘッドを交換する必要が長いこと使っているとでてきます。

一部のプリンタではヘッド部分だけを自分で交換することも出来ますが、ほとんどのプリンタはヘッド部分を交換する場合には修理扱いになりメーカーに預ける必要があります。プリンタの平均価格が2万円ちょっとであるのに、ヘッド交換費用が1万ほどかかることも珍しくありません。

特に、1万ちょっとのプリンタでも修理・メンテナンスを行う人件費はかわりませんから、すでに3年使っていた場合、新しく発売されているプリンタのほうが当然ヘッド以外の部品も新品になりますので修理をするよりも新品を買ったほうが、修理期間中印刷を我慢することもなく、余計なストレスを感じることもありません。

最近のスキャナ機能付プリンタでも安いものは数万~でありますし、4-5万する高級プリンタをお使いならまだしも、3万以下の商品であれば、修理をするよりも買い換えるほうをオススメします。



・修理体制はEPSONがいい、海外メーカーは・・・

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安心して修理に出せるのはやはりEPSONです。修理はビジネス、受益者負担は当然、といってもやはり消費者の立場いに立てば、修理費は安いほうががいいに決まっています。もちろんEPSONもある程度の金額はかかりますが、ライバルであるCanonの修理費と比べるとEPSONの修理費のほうが安いでしょう。

プリンタに限らずパソコン本体やプロジェクターなどの修理も丁寧で、毎回そうかわかりませんが、以前EPSONのパソコンに初期不良が発生した場合、メーカーから2日後に代替品が送られてきて運送会社が交換していきました。

もちろん、単価の安いプリンタではここまでのサポートは出来ないでしょうが、さすがサポートNO.1、インクで大儲けしているので出来ることでしょうから、他のメーカーに求めることは難しいかもしれませんが、同じようにインクで儲けているCanonの修理費は高いままですから、これはメーカーの考え方だけかも知れません。

会社の業績としてはCanonの業績はいいはずでので、もうちょっと消費者に還元してもらってもいいような気がするのは私達だけでしょうか・・・。海外メーカーはこのホームページの各所で書いていますが、基本的に少なくとも日本で積極的に修理をする体制になっていません。

日本の技術品質の高さは、消費者の要求度の高さに鍛えられたものでしょうから、日本の消費者になれていない、もしくはちがった企業文化で形成されたメーカーではやはり難しいのでしょう。しかし、国産メーカーもそうなりつつあるのは、商品の利益率が低すぎる現在の中では仕方がないかもしれませんね。





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