多治見市の地上デジタル(地デジ)対応薄型テレビ・省エネ家電・パソコン・省エネ冷暖房エアコン

地上デジタル(地デジ)対応薄型テレビの買い時?

地上デジタル放送(地デジ)対応薄型液晶テレビ




・地デジ受信可能世帯は、とりあえずまず1台導入しましょう
・今から1台ずつ更新しましょう
・2011年に更新するのはちょっと危険かもしれません
・2世代前はちょっと危険?買うなら1世代前まで
・時期は微妙
・値段は劇的には下がりません



・地デジ受信可能世帯は、とりあえずまず1台導入しましょう

一人暮らしで1台しかテレビのないところは別ですが、2台以上テレビがある建物で、おりべケーブルテレビのアナログコース以上に加入されている方か、ご近所でアンテナ受信で地デジを見てる人がいる場合には、できればすぐにでも1台は導入して下さい。

まず1台導入して、宅内配線などの設置環境を確認することはとても大切な事です。最初の1台でとりあえず見られれば、アンテナかケーブルテレビの信号は、屋根(壁)からテレビを設置した場所までは有効であるとわかり、とりあえず安心できますが、最初の1台が映らない場合、電波の受信設備から検討しなければならず、デジタル放送が安定的に受信できるまでに時間がかかることもあります。

今はまだ大丈夫ですが、導入まであと1年という段階までになると、アンテナ、配線工事が非常に混み合うことも予想されるため、出来るだけ早めに環境を整えていただいたほうが良いと思われます。


・今から1台ずつ更新しましょう

どこのご家庭も、テレビは最低2−3台あると思われますが、地上デジタル(地デジ)放送になるからといって、1台で我慢するわけにもいかないでしょう。今や、台所から個室まで人数分以上に必要になってきたテレビですが、ブラウン管の14インチでも地デジ対応液晶テレビなら19インチ以上にしないと、縦横比が違うため小さく感じられ、見れたものではありません。

09年4月現在、20インチのテレビは約8万円(税込)前後で販売しておりますが、仮に最低3台買い換える必要があったとしたら24万円になります。アンテナ工事、配線調整等をすると30万以上かかることも珍しくないため、一度にする出費としてはなかなか厳しいかもしれません。

そのため、今から少しずつ更新をしていただき、2011年7月には家族でチャンネル争いが起こらない程度には、テレビを買い替えていただかないといけないでしょう。


・2011年に設置するのはちょっと大変かもしれません

2011年7月24日アナログ放送停波(停止)




ギリギリまで待っもいいんじゃない?

というお話をよく聞きますし、その気持ちも多少わかるのですが、2011年にはどのような状況になっているのかがわかりません。地デジを受信するためのアンテナ工事には、当然経験と機材が必要なため、工事可能な会社は多治見市全体でも限られます。

アンテナ、配線工事について、量販店はほとんど外注のため、自社では出来ず専門会社か地域家電店が行っておりますが、地域家電店はここ10年で1/3近くが廃業し、残っているお店も高齢化が進んでいるため、工事可能店舗は本当に少なくなってきました。

専門会社もありますが、多治見市内にはないはずですし、2011年前後の騒動だけでその後は沈静化が予想されるため、どこも大きく人員を増やすことは出来ないでしょう。特に1台も地上デジタル対応テレビが入っていない建物に新たに地デジ対応テレビを設置して、デジタル放送が映らなかった場合には、原因究明に時間がかかりそうだと、順番が後になるかもしれません。

私達は、どのようなアンテナ、受信工事でも出来る限り積極的に対応させていただくつもりですが、それでも工事予定が計算できないような混雑が発生しないとも限りません。そんな状況を避けていただくため、ぜひ遅くとも2009年中にはアンテナ+宅内配線を含めた設置を最低1台はお願いします。本当に切実にお願いします。


・時期は微妙

地上デジタル(地デジ)放送対応の薄型テレビは、液晶、プラズマの差がなくなってきておりどちらでもいい、とはいえますが、買い時の時期がなかなか定まりにくい商品といえるかもしれません。

技術的にまだ多少進化し続けており、今後も安くはなっていくでしょうが、特定の時期に商品が出たり、ボーナス時期だから安い、といったことは他の家電と同様に多少はありますが、年末商戦、ボーナス商戦などの一定の時期だから安くなるといったことは、少ないかもしれませんね。

よく指標のひとつとして、32インチのパネルの価格が注目されるようですが、短期的には需給バランスにより価格が上下することもありえます。08年は主に素材高で値上りしましたが、秋以降金融危機により、その分安くなり、価格帯は年初とあまり変わっていないか、少し安くなっているかもしれません。

06−07年はあきらかに20−30%ほど安くなったのに比べれば、それほど大きな差とはいえないでしょう。長期的に言えば、09年には、国内ではSHARP、Panasonicの大型パネルの工場が稼動する予定で、パネルの需給バランスを懸念する声もあります。

さらに世界規模では、金融危機による一時的な減算はあっても、まだまだパネルの工場を拡張するという報道がありますので、そのすべての工場が生産体制が整うようになってくると、多少市場が安くなるかもしれませんね。

現在の所間違いなくいえるのは、今、ブラウン管の旧型テレビが故障したら修理せずに買い時ですよ、ということかもしれません。


・2世代前はちょっと危険?買うなら1世代前まで

1世代ではマイナーチェンジですが、やはりまだ成長途中の商品ですから、価格のこともありますが、技術的な進歩も十分計算に入れないといけません。

2世代前の売れ残りが時々市場に出てきますが、現行機種より5−10%くらい安いだけで買うのは、少し危険かもしれませんね。地デジチューナーが付いていればなんでもいい、ということであれば別ですが、2世代前では画質の差や省エネ技術等に差が出るため、1世代前ならまだしも、2世代前の商品はお買い得感がない限り買わないほうが無難です。

30%安ければ考えてもいいかもしれませんが、少なくとも、技術的な差を把握した上で十分検討することをオススメします。


・値段は劇的には下がりません

ここが一番肝心なところかもしれませんが、今後値段は劇的に下がるでしょうか?

結論としては、32インチ液晶では年率10%前後の緩やかな価格変化はありますが、過去5年にあったような価格の下落はないと予想しております。08年は37、42インチの低価格モデルは20%ほど下がりましたが、フルハイビジョンや倍速ハイビジョンなどの高級タイプはそれほど下がっていないでしょう。

家庭のリビングの最低サイズ32インチは、発売された02年には50万ほどするような高級品ではありましたが、09年4月現在ではその当時よりも性能が良くなった上に、約12万(税込)で販売しております。ならば、あと7年後にさらに現在の1/4になるかといえば、そんなことはありえません。

最も、よく似た産業構造の半導体分野では、携帯音楽プレーヤーやデジタルカメラに使われているメモリは5年で1/32になるといわれておりますので、世の中にはまったくそんなことがないとは言い切れませんけど、テレビの価格が劇的に下がらないのにはいくつか理由がありますから、それをご説明いたしましょう。


@ある程度価格が下がってしまったので下げる余地が大きくない

A発展途上国の技術水準が追いついていない

B形が大きく、重く、新製品の発売頻度が多いため流通経費の削減が難しい

C世界中で素材の高騰があり、材料が大きく値上がりしている


@ある程度価格が下がってしまったので下げる余地が大きくない

5−6年前の今の何倍もした薄型(液晶、プラズマ)テレビは、過去10数年にわたる研究開発費や工場の設備投資などの償却費用が大きく負担となっていましたが、その当時に支払っていた基礎研究に対する費用は現在では償却済みであり、また大量生産、大量販売によるコストダウンもある程度見込まれるようになったため、新しい部品を開発しても1台あたりにかかる償却費は大きくありません。

また、商品の登場期には多大な宣伝費が必要な場合がありますが、現在では消費者に対する意識付けのためと、新機種が発表された時の広告費が加算されるだけなので、1台あたりの広告費もそれほどではありません。一般家庭で購入される耐久消費財としては、車ほど特別高いものでもないので、時間をかけて価値が下がっていくことはありえますが、急激に下がることはないでしょう。


A発展途上国の技術水準が追いついていない

これは今後どうなるかわからないことですが、現在の液晶、プラズマのパネル(画像表示部分)は世界中でも日本、韓国、台湾、中国でほとんど作られています。部品単価の絶対金額が安いわけではなく、人件費の安い国で作ることは技術流出の懸念があるため、今後もあまり広がることはないと考えられています。半導体と同じく大量生産のためには初期投資が数千億単位でかかるため、発展途上国にそれほどの資金は集まりません。

そのため日本では現在SHARP、Panasonicの2社だけがパネル製造で生き残るといわれています。ただ、この2社も今後の強烈な競争の中でどうなるのかわかりませんが、現在の状況では急にやめるようなことはないでしょう。


B形が大きく、重く、新製品の発売頻度が高いため流通経費の削減が難しい

形が大きく、重い商品は物流経費がかかります。商品寿命が長ければ、それでも製造工場を集中して運賃の安い船便で運ぶことが主流になりますが、まだ新製品が半年−1年ほどで発売され、生産調整も頻繁に入るため、在庫管理も難しく流通経費を下げることはなかなか出来ません。

もちろん、それでも10年前に比べれば、流通経費は格段と安くなりましたが、標準サイズである37−42インチのテレビは最終納品時(販売店がお客さんのところへ運ぶ段階)でも一人では運べないので、配送料金にしめる人件費が2人分かかるだけでも、数千円の経費がかかりますから、以前の25−32インチブラウン管テレビが主流だった時代に比べ、今後も流通経費を抑えることは難しいでしょう。


C世界中で素材の高騰があり、材料が大きく値上がりしている

薄型テレビは最新技術の塊ですが、最新技術はレアメタルという貴重な金属が欠かせません。画像の発色や反応速度を良くするために使っていますが、現在は一時的に金融危機で価格は下がっている種類もあるものの、レアメタル全般的には、ここ数年で3倍から、ひどいものは10倍以上に値段が上がっています。

使用している量はグラム単位以下ですが、1グラム1万円以上もするという、金より値段が高いものが使われている機種もありますので、最終小売価格30万のテレビでも1グラム1万円のレアメタルがほんの微量でも、数種類使ってあれば、製造原価に占める割合は少なくありません。

37インチのフルハイビジョンパネルの製造原価が、1枚3−5万といわれていますので、グラム1万円のレアメタルの製造原価の占める割合は、たとえ0.?g使用していたとしても、とても大きいものには間違いありません。

もちろん、レアメタル以外の素材も大きく値上がりし、プラスチックの大部分の材料である石油が、数年前の2倍ほどにはなってますから、他の素材の高騰ぶりも推し量れるところでしょう。

輸送燃料も1.5倍になれば、末端価格に大きく跳ね返ってきますからたまりません。国内でもガソリンスタンドが悲鳴を上げていますが、基本的にBRICSの中産階級が車を持つようになったため、輸送燃料の消費を急速に押し上げており、今後も値上がりが見込まれるので、短期的な値下がりでも安心はできません。あと15年で、世界中のガソリンの消費量が2倍になるというレポートもあるようです。

資源全般として、今後も一時的な値下がりはあっても、長期的に上がっていくことは間違いありませんので、製品の価格が技術革新により多少下がるように思えても、材料代が上がっていけばそれを相殺してしまうため、薄型テレビに限りませんが、新しい商品が以前のように安く発売されることは難しいと予測されています。