多治見市の地上デジタル(地デジ)対応薄型テレビ・省エネ家電・パソコン・省エネ冷暖房エアコン

BD/HDDレコーダーの買い時

BD/HDDレコーダー BD-W1100



レコーダーは本当に移り変わりが早いですね。

2000年に初めてHDDレコーダーが登場した後、2001年にDVD/HDDレコーダーが発売、2003年にBD(ブルーレイ)/HDDレコーダーが出てきました。アナログ専用からデジタル兼用に変わって、今はデジタル専用になりましたが、価格もずいぶん安くなりました。

同時録画ダブルチューナーも結構当たり前になってきましたし、トリプルチューナー+スカパーチューナーセットモデルなど、どんどん機能が追加されてきています。次はHDDがSSDになり、BD(ブルーレイ)がホログラムになりそうな勢いで、携帯電話やパソコンのように数年で買い替えるのも当たり前になってきつつあります。

すでにBD(ブルーレイ)なんて当たり前になった、と思われている方も多いとは思いますが、私たちの主要顧客である高齢者にとっては、BD(ブルーレイ)のことをDVDと区別をつかないだけでなく、「円盤」「CD」「丸いやつ」という表現でしか通用しない方も多くいらっしゃるのが実情です。

ビデオデッキ本体はすでに入手ができなくなり、ビデオテープのセル、レンタルもほとんど姿を消してきました。DVDはまだまだと思いがちですが、DVDレコーダーはほぼBD(ブルーレイ)レコーダーにとって代わられ、現在ではもう姿を見られなくなりました。

BD(ブルーレイ)がDVDのソフトをそのまま読むことができるといっても、それさえ理解できていない人がまだまだいらっしゃいますし、BD(ブルーレイ)同士の機種互換が完全に保たれていないかったり、メディアの違いだったりで、読み込みができないこともあり、悩まれている方も多いようですね。

カセットテープ(これもほぼなくなりましたが)の延長上で、簡単に録画ができたビデオテープは、あまり悩むことはありませんでしたが、少しの傷で読めなくなったり、自分で録画したものを安易に人に渡しても読めかったり、いろいろとややこしいBD(ブルーレイ)レコーダー。

本体の価格下落により、レコーダーの世帯普及率は70%といわれておりますが、現在は再生しかできないアナログレコーダーも集計に入っているのではないかと疑わしくもなります。

BD(ブルーレイ)がこれだけ主流になった今でも、BD(ブルーレイ)ってなに?と聞かれる高齢者世帯がまだまだ多いということは、レコーダー市場でも確実にデジタルデバイド(情報格差)が広がってきているということでしょう。

しかし、地上デジタル放送(地デジ)切り替え後、ビデオデッキ、アナログレコーダーは使えないわけですから、ぜひ前向きに考え、ゆっくりでも使い方を覚えていただいて、新しい便利な生活をお楽しみ下さい。賢く買ってちゃんと使えると楽しいですよ。



・必要最低限の機能で短期の買い替えがオススメ
・ハードディスクは10年で100倍の性能になる?
・次世代DVDはBD、次世代BDはホログラム?
・ダブルチューナーがオススメ
・故障発生ダントツ?のレコーダー


・必要最低限の機能で短期の買い替えがオススメ

BDレコーダーは、構成部品の多くがパソコンとまったく同じ部品を使っており、パソコンと近い進化をしています。

その進化スピードは普通の業界ではありえない進化レベルですので、なかなか信じていただけない人もいらっしゃいます。最近は幾分おちついてきましたが、現在10万円するレコーダーと同じ性能のものは、多分4−5年後には5万円になっているかもしれません。

そして、4−5年後に10万円するレコーダーもさらにその5年後には4−5万になっているでしょう。多少の誤差はありますが、パソコンやデジタル機器の進化スピードとはそれほど早いのです。

パソコンのように年3−4回も新機種が出るわけではありませんが、部品単価はどんどん下がっていますので、機種変更で、大幅なレベルアップ、もしくは価格が安くなっていることも珍しくありません。

また、今までのDVDが主流であった映像ディスクは、現在、次世代メディアであるBDに少なくとも機械側は完全に変わりました。

しかも、まだメジャーにはなっておりませんが、BDのさらに次の世代の技術も存在します。CDの登場は1981年、DVDは1996年、BDは2006年(HDDVDとの規格競争が終了、規格自体は2002年)ですから、そろそろ次の世代の規格が広まってきてもおかしくはありません。

次世代ディスクといわれるホログラムディスクは、BDの20−40倍の記録容量ですので、すぐには必要ありませんが、現在のデジタル放送の上位規格、4k×2kが始まるとBDでは記録できなくなるので、そのころにはまた規格が変わるでしょうね。

そんな進歩の速いBD/DVDの世界ですから、今いいものを買っていただいてもすぐに性能的に見劣りするようになってきます。ですから、レコーダーは、欲しいときに最低限の性能の商品を買って、3−5年単位で買い換えるつもりのほうがいいでしょう。本当によく壊れますし。

とくに新製品発売後の1−2ヶ月は、価格が落ち着かないので買わないほうがいいかもしれません。それだけ注意していただければ大きな失敗をすることはないでしょう。



・ハードディスクは10年で100倍の性能になる?

ハードディスク(HDD)



今後間違いなく性能が100倍になるかどうかは微妙ですが、過去10年、20年はそんなペースで性能が上がってきました。つまり、20年間で約1万倍になったということですね。別に冗談ではありません。本当の話です。

現在からさらに、10年後に100倍になるかどうかはわかりませんが、少なくとも30倍とか、50倍にはなるのでしょう。基礎研究はある程度できているようですので、量産化のメドがついた段階で出てくると思います。

そんな、ばかな!とお思いになるかもしれませんが、いままでそうでしたから、今後もそれに近いことがあってもまったく不思議なことではありません。デジタル関連の技術とはそういうものなのです。

そんなすさまじい、他ではありえない業界ですので、なかなか信じていただけないかもしれません。エアコンや冷蔵庫の電気代は、10年でせいぜい2/3になったくらいですから記録密度が1/100になるというのは、それだけ技術が突き詰められていないと言えるかもしれません。

10年程前に、DVDが世の中に普及し始めましたが、ハードディスクは30年前以上前から存在していました。私もその頃にパソコン用として出回っていたものを触ったことがあります。当時は容量も少なく、非常に高価で、今思うと感慨深いものがあります。

一般に良く使われるようになったのは、パソコン用としてちょうどWindows95が出る何年か前(1992-1993年頃)のことだったのではないでしょうか。

DVD/HDDレコーダの中に入っている3.5インチドライブとまったく同じ形のものが、当時からデスクトップパソコンに入っていましたので、パソコンのハードディスクの推移を見てみるといいでしょう。元々そちら用の部品でしたしね。

私は40M(メガ、G=ギガの1/1,000)のハードディスクを99,800円で20年程に売ってしいたのを良く覚えていますが、今は1Tのハードディスク(もちろんパソコン用の部品単価)でも1万くらい売っていますから、40Mのころと比べて価格比で約1/250000、25万倍に性能があがったという計算が成り立ちます。

1万倍どころか、25万倍って・・・。

でも事実だから仕方がありません。そして、今後10年後に最低でも30倍になるペースで性能が伸びていくとなると、まさに年率約140%(価格:性能比)の伸びになるわけです。

しかもこの計算は控えめに計算しただけで、現在研究されている技術が早めに量産化のメドがたてば50倍、100倍になるわけですから、IT技術の進歩はすごすぎるとしか言いようがありません。

そのため、今いくら最高級のレコーダーを購入して長く使っていこうと思っても、年率140%で性能が上がっていけば、3−5年くらいでどんどん買い換えていった人に比べ、陳腐な機械を使い続けざるを得ないわけです。

そんなハードディスクを何に使うの?という疑問がわいてくるかもしれませんが、とりあえず1Tのハードディスクでも、地上デジタル放送を圧縮せずに録画すれば、けっこういっぱいになりますから、使い道はあるものです。

また、最近のハードディスクの大容量化で、1週間24時間地デジの番組をすべて録画し続けるレコーダーが、現在でも一応存在しますが、数年後には結構当たり前になってくるかもしれませんね。5−10年後には1カ月24時間全部番組録画、とかできるようになっているかもしれません。

その後には、テレビは番組表を気にすることなく、リアルタイムで見るものではなくなり、いつでも好きな時に好きな番組をみることになってくるでしょう。技術の進歩にワクワクします。



・次世代DVDはBD、次世代BDはホログラム?

BD(ブルーレイ)HVDLogo



DVDからBDへ変わって、まだ理解されてない方もいるのに、もう次の規格なんて迷惑だ!!とお感じの方も多いことでしょう。

まったくそのとおりですね。CDの記憶容量は700M、DVDは4.7G、BDは25Gでホログラムは200−400Gくらいになりそうですが、確かに容量としてBDは25Gしかなく、デジタル放送を録画すると圧縮しないと(画像を粗くしないと)2時間しかはいりません。

もうすぐ市場に出てくる「4k×2k」といわれる新しい高精細映像規格が普及(放送)すると(するかどうかわかりませんが)BDではほんの数分しか録画できず、事実上BDでは役に立たなくなる時も来るかもしれません。

とはいっても、規格というものは需要側(消費者)のためにあるようであってなく、供給側(メーカー、コンテンツ提供者等)の都合が優先されます。2005年前後に繰り広げられた、BDとHDDVDとの不毛な規格争いで、一番迷惑を受けたのは、HDDVDのレコーダーやソフトを買ってしまった人たちでしょう。

世界中で通用する主要規格、技術を自社が握ると「商売上のうまみ」が必ずあるものですから、供給側としては必死です。そのため、あらゆる手段を使って自分たちの規格を一般に広めようとしますし、広まった後はそこでおいしい思いをするために、たとえ次の規格があっても普及させないこともよくあります。

BDの次の規格になりそうなホログラムディスクは現時点(2012年)では、まったく規格が統一されていない状況で、基礎的な技術策定の段階でもあるといえますが、BDで「まだ商売できる」という供給側の意向のため、わざわざ策定が遅れているような気がします。少なくとも急いで開発しているわけではありません。

消費者側も、最近地上デジタル放送だのBDレコーダーだの、自分たちの都合とは関係なく、きれいなだけであまり必要がない、と思われている方も多い規格をいくつか押しつけられたものですから、ここでBDの次はホログラムだ!といわれても、げんなりしてしまうのではないでしょうか。

3Dテレビはたいして話題にはなりませんでしたし、有機ELテレビも多くの人に積極的に受け入れられるものではないでしょう。4k×2kも一般の人にはたぶん必要ありませんので、DVDからBDへ変わった時よりも、BDからホログラムへ変わるときのほうが時間がかかるかもしれませんね。


・ダブルチューナーがオススメ

最近レコーダーの金額が安くなってきて、同じ時間帯に2番組同時(NHK総合と東海TVの19時からの番組を同時等)録画ができるダブルチューナータイプが、一般的になってきました。

レコーダーは使い方さえ覚えれば、24時間電源を入れておくことが普通の人でも珍しくありません。暇なときや部屋に一人でいるときに、なんとなくテレビをつけてくだらない番組を見ていることってありませんか?

レコーダーなら、ハードディスクの中に数百時間の番組をためておくことができるため、見るかどうかわからないけど、少しでも興味のある番組をとりあえず録画しておくことができます。

暇な時や部屋にいる時、音楽代わりに流しておくとか、子供のためにアンパンマンを全話録画しておいて見せておくとか、そういった今までのビデオデッキでは考えられない使い方をすることができます。

まったく興味のないバラエティーや芸能情報を流しておくより、好きな分野のドキュメンタリーとか、夜中にやっている再放送を流しておくほうがよっぽど有意義ですよね。

シングルチューナーとダブルチューナーとの差が1−2万円なら、レコーダーを使いこなしている方もそうでない人もぜひダブルチューナーにしていただきたいものです。テレビがもっと楽しくなりますよ。


・故障発生ダントツ?のレコーダー

少し残念なお話なのですが、レコーダー問題点として、修理発生率がダントツに高いことがあげられます。各社の正確なデータはありませんが、多分テレビや冷蔵庫の数倍の修理発生件数でしょう。

問題はBD(DVD)部分が汚れやすく、クリーニングなど、ある程度の手入れが必要なのになにもしていない人が多いことと、ハードディスクに時々物理フォーマットという、ハードディスクの中身をきれいにするフォーマットをする必要があるのですが、それはユーザーサイドではできず、私達もできないためメーカーに出すしかありません。

メーカーに出せば物理フォーマットをせずに、HDD部分を部品交換してきますので、なかなか安く修理することができません。

どのレコーダーにも、中身を消してフォーマットするという機能があるのですが、あれは論理フォーマットといって中身を消さずに、中身を記録してある部分だけを消しているだけで、中身にはほとんど映像データが残っているわけです。

パソコンのハードディスクの中身が消えないとのまったく同じ理屈で、その物理フォーマットをすれば結構な率で直ると思われますが、メーカーのメンテナンス基準からは外れているのでしょうね。とても残念なことです。

とはいっても、修理を覚悟してもレコーダーはそれ以上に便利な品ですから、そういうこともある、と考えながら使っていただいたほうがいいでしょう。

ひとつだけ注意していただきたいのは、ハードディスク(レコーダー)内臓薄型テレビが売られていますが、最近普通の薄型テレビとの価格差が小さくなってきて、ハードディスク内臓薄型テレビを購入される方も増えてきており、それはもうちょっと余分に覚悟をしていただきたいですね。

修理に出す期間当然その機械は使えなくなりますが、ハードディスク内臓タイプの薄型テレビの場合、症状がひどいとテレビ部分も使えなくなってしまったり、メーカーに預ける間は間違いなくテレビも家から消えてしまいます。

ハードディスク(レコーダー)内臓薄型テレビの多くの機種には、DVDを入れるところもついていませんから、リモコンを2つ使ってもそれほど苦にならな人には、やはりレコーダーと薄型テレビは別で買ったほうがいいと思いますよ。

とはいっても、ハードディスク(レコーダー)内臓薄型テレビは一般のレコーダータイプよりも操作が簡単にできるので、高齢者世帯には結構人気ですから、どちらがいいかはよく検討してからご購入ください。