DVD/HDDレコーダーの買い時

・必要最低限の機能で短期の買い替えがオススメ
・ハードディスクは10年で100倍の性能になる?
・次世代DVD?次次世代DVD!
・できればダブルチューナーもオススメ
・故障?比率ダントツのレコーダー
・必要最低限の機能で短期の買い替えがオススメ
DVD/HDD(ハードディスク)レコーダーは、構成部品の多くがパソコンとまったく同じ部品を使っており、パソコンと同程度の進化をしています。
その進化スピードは普通の業界ではありえないレベルの進化ですので、なかなか信じていただけない人もいらっしゃいますが、現在20万円するレコーダーも多分3年後には6−7万円になっているかもしれません。
そして、3年後に20万円するレコーダーもさらにその3年後には6−7万になっているでしょう。多少の誤差はありますが、パソコンやデジタル機器の進化スピードとはそれほど早いのです。
パソコンほどに年3−4回も新機種が出るわけではありませんが、部品単価はどんどん下がっていますので、一世代ごとの機種変更で、大幅なレベルアップがされることもあります。
また、現在DVDと呼ばれている映像ディスクも遅くとも09年頃には、次世代DVDであるBD(ブルーレイディスク)に多分変わっていると思われます。
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しかし、そのBDのさらに次の世代の技術もはや存在するため、DVDが世に出て10年ほどになりますが、次の次の世代が普及期に入るまで、10年かかることもないかもしれません。
そんなDVD/HDDの世界ですから、今いいものを買っていただいてもすぐに性能的に見劣りするようになってきます。ですから、DVD/HDDレコーダーは、欲しいときに最低限の性能の商品を買って、3年単位で買い換えるつもりのほうがいいでしょう。
もちろん新製品発売後の1-2ヶ月は、価格が落ち着かないので買わないほうがいいかもしれません。それだけ注意していただければ大きな失敗をすることはないでしょう。
・ハードディスクは10年で100倍の性能になる?

間違いなく100倍になるかどうかは微妙ですが、過去10年、20年はそんなペースで性能が上がってきました(07年11月時点)。つまり、20年で1万倍になったということですね。
そこで10年後に100倍になるかどうかはわかりませんが、少なくとも30倍とか、50倍にはなるのでしょう。基礎研究はある程度できているようですので、量産化のメドがついた段階で出てくると思います。
そんな、ばかな!とお思いになるかもしれませんが、いままでそうでしたから、今後もそれに近いことがあってもまったく不思議なことではありません。デジタル関連の技術とはそういうものなのです。
そんなすさまじい、他ではありえない業界ですので、なかなか信じていただけないかもしれません。エアコンや冷蔵庫の電気代は、10年でせいぜい1/2になったくらいですから1/100になるというのは、それだけ技術が突き詰められていないと言えるかもしれません。
10年前に、DVDは世の中に出回ったばかりでしたが、ハードディスクは20年前以上前から存在していました。私も23年ほど前にパソコン用として出回っていたものを触ったことがあります。当時はまったく意味がわかりませんでしたが、今思うと感慨深いものがあります。
一般に良く使われるようになったのは、パソコン用として15年ほど前ではないかと思います。ちょうどWindows95が出る何年か前のことだったのではないでしょうか。
DVD/HDD(ハードディスク)レコーダの中に入っている3.5インチドライブとまったく同じ形のものが、当時からにデスクトップパソコンに入っていましたので、パソコンのハードディスクの推移を見てみるといいでしょう。元々そちら用の部品でしたしね。
私は40M(メガ、G=ギガの1/1,000)のハードディスクを99,800円で16−17年前に販売していたのを良く覚えています。
今は500Gのハードディスク(もちろんパソコン用)でも2万ちょっとで売っていますから、40Mのころと比べて価格比で約1/50000、5万倍に性能があがったという計算が成り立ちます。
1万倍どころか、5万倍って・・・。
でも事実だから仕方がありません。10年前の97年に売られていたパソコン用のハードディスクが2.6Gとか3.2Gですから、同じ価格帯のパソコン用としてはちょうど320Gになってますので、まさに100倍の計算になります。
そして、10年後に最低でも30倍になるペースで性能が伸びていくとなるとまさに年率約140%(価格:性能比)の伸びになるわけです。
しかもこの計算は極控えめに計算しただけで、現在研究されている技術が早めに量産化のメドがたてば50倍、100倍になるわけですから、IT技術の進歩はすごすぎるとしか言いようがありません。
そのため、今いくら最高級のDVD/HDDレコーダーを購入して長く使っていこうと思っても、年率140%で性能が上がっていけば、3年くらいでどんどん買い換えていった人に比べ、陳腐な機械を使いつ付けざるを得ないわけです。
そんなハードディスクを何に使うの?という疑問がわいてくるかもしれませんが、とりあえず100倍までのハードディスクでも、地上デジタル放送を圧縮せずに録画すれば、それでいっぱいになりますから、使い道はあるものです
。圧縮すると画質や音質が落ちますから、圧縮しなければフルデジタルでずっと保存できますからね。他にも10年後にはもっと有効な使い方はあるでしょうが、ちょっと想像が付きません。
7−8年前に今のようにハードディスクレコーダーが普及することは容易に想像していましたが、今後はどうなるのでしょう。10年後が楽しみでワクワクします。
・次世代DVD?次次世代DVD!

次世代DVDとしてBD(ブルーレイディスク)やHDDVDがいろいろ取りざたされていますので、多分BD(ブルーレイディスク)が世の中にとりあえず普及するとは思いますが、実はBDでもたいした技術ではありません。
BDはSONY主導で、HDDVDは東芝主導で規格争いが長引きすぎ、本当は普及のペースが1−2年速まっても良かったかもしれませんが、くだらない商魂のぶつかり合いがまだ続いています。まったく迷惑極まりないものです。
さて、DVDやBDのことを光ディスクと言いますが、CDも基本的に同じ光ディスクです。光を当てて中に記録されているデータ(穴)を読み取っていくものですが、CDは700M、DVDは4,7Gの容量があるのに比べ、BDは25G。しかし今となってはたった25Gといわざるを得ません。
地上デジタル放送をフルハイビジョンで録画すると、25Gでは圧縮形式にもよりますが、たった数時間しか録画できません。
HDD(ハードディスク)が、現時点でも500Gでも当たり前なのに、BDが本格普及するころには、1T(テラ、T=1000G)か1.5Tが当たり前になっているでしょうから、それに比べれば少なすぎます。
DVDが世に出たころDVDとHDDの容量の差はそれほど変わりませんでした。当時の一般的なパソコンでは、ハードディスクが17GDVDが当時も4.7Gですから、約4倍ですがBDを搭載した一般的なパソコンではBDが25Gなのに、すでにハードディスクが500Gか1Tになっています。
つまり、20倍とか40倍の差が付いていますので、バランスが取れません。ちなみにCDがパソコンの搭載され始めたときのハードディスクのサイズは200Mぐらいだったと思います。CDが700MでしたからCDのほうが容量が多かったんですね。
すべて規格にSONYが絡んでるわけですが、メーカーの商魂のたくましさにはあきれるばかりですが、光ディスクは世界中で企画の統一をしなければ、なかなか商売にはなりません。
中身、DVDやBDの場合は映像、CDの場合は音楽、を供給するソフト会社との調整が必要なんですが、ハードディスクは基本規格だけが決められて容量自体には制限がないため、技術が先行しさえすれば、どれだけでも大きな容量を作ることができるのです。
一応、次世代DVDの次の世代とされるホログラムディスクが開発されており、160G以上の容量、最大で1Tを超えることも可能とされています。
それほどの光ディスクを開発する基礎技術はすでに日本にあるわけですから、商売上の理由はいろいろあるでしょうが、このさいBDを飛ばして、いきなりホログラムディスクに移っていただきたいものですね。
ハードディスクとのバランスはそれでやっとちょうどなんですけどね。DVDは10年標準規格として持ちましたが、このままで行くとBDは標準規格として5−7年で交代させられるようなことになるかもしれません。
そこら辺はわかりませんが、世の中の技術に商売の手法が付いていっておらず、そのためその時々の最新技術が使えないのはとても残念なことです。
そんなことをやってる間に、光ディスクという規格がなくなり、すべてSDメモリのような半導体に置き換わられる可能性も十分あるでしょう。
事実SDメモリ用のビデオカメラがPanasonicから発売されており、8GのSDメモリが2万円もせず入手できるものですから、BDが標準規格になるころには、8Gが5千円を切っているかもしれません。
なんにせよ、すべて予想に過ぎませんが、SDメモリのようなメディアも10年前にはほとんど存在せず、あったとしても1Mとか4Mの時代だったはずですから、光ディスクだけが市場から取り残されていることだけは間違いありません。
皆さんには、そんな規格が乱立し、どんどん変更されていく世界の中で、できる限り損をせず、楽しく技術を使っていただくためにも、BDに代表される次世代DVDではあまりお金を掛けず、せめてもう1−2年購入を待ったほうがいいかもしれません。
・できればダブルチューナーもオススメ
ダブルチューナータイプのDVD/HDDレコーダーが時々ありますが、レコーダーに慣れてくると、2番組同時録画ができるダブルチューナータイプが欲しくなってきます。
レコーダーは使い方さえ覚えれば、24時間電源を入れておくことも普通の人でも珍しくありません。暇なときや自分が部屋に一人でいるときに、なんとなくテレビをつけてくだらない番組を見ていることってありませんか?
DVD/HDDレコーダーなら、ハードディスクの中に何百時間でも番組をためておくことができるため、見るかどうかわからないけど、少し興味のある番組でもとりあえず録画しておくことができます。
暇な時や部屋にいる時、音楽代わりに流しておくとか、、子供のためにアンパンマンを全話録画しておいて見せておくとか、そういった今までのビデオデッキでは考えられない使い方をすることができます。
まったく興味のないバラエティーや芸能情報を部屋に流しておくより、好きな分野のドキュメンタリーとか、夜中にやっている再放送を流しておくほうがよっぽど有意義ですよね。
そんな慣れてきた人のヘビーな使い方に答えることができるのが、地上デジタル放送(地デジ)対応ダブルチューナーです。もちろんBSデジタルでもOKですよ。
以前のダブルチューナータイプは、シングルチューナーより2−3万高いことが当たり前でしたが、今年に入り、夏と冬のボーナスシーズンに入るちょっと前の一時期、ほぼ同じか数千円しか変わらない現象がおきました。
5千円以内ならどなたにでもオススメできますし、1万円以内でも、使いこなしている方ならぜひダブルチューナーにしていただきたいものです。世界がさらに深くなりますよ。
・故障?比率ダントツのレコーダー
少し残念なお話なのですが、DVD/HDDレコーダーの弱点として、修理でメーカーに出す率がダントツに多いことがあげられます。各社の正確なデータはありませんが、多分テレビや冷蔵庫の2-3倍の修理発生件数でしょう。
問題はDVD部分が汚れやすく、ある程度の手入れが必要なのに手入れをしてない人が多いことと、ハードディスクに時々物理フォーマットという、ハードディスクの中身をきれいにするフォーマットをする必要があるのですが、それはユーザーサイドではできず、私達もできないためメーカーに出すしかありません。
メーカーに出せば物理フォーマットをせずに、HDD部分を部品交換してきますので、なかなか安く治すことができません。
どのハードディスクレコーダーにも、中身を消してフォーマットするという機能があるのですが、あれは論理フォーマットといって中身を消さずに、中身を記録してある場所を表す部分だけを消してあるだけで、中身にはほとんど映像データが残っているわけです。
パソコンのハードディスクの中身が消えないとのまったく同じ理屈なんですが、その物理フォーマットをすれば結構な率で直ると思われますが、メーカーの技術基準からは外れているのでしょうね。とても残念なことです。
とはいっても、修理を覚悟してもDVD/HDDレコーダーはそれ以上に便利な品ですから、そういうこともある、と考えながら使っていただいたほうがいいでしょう。
ひとつだけ注意していただきたいのは、ハードディスク内臓薄型テレビが売られていますが、最近普通の薄型テレビとの価格差が小さくなってきて、ハードディスク内臓薄型テレビを購入される方も増えてきていますが、それはもうちょっと余分に覚悟をしていただきたいですね。
修理に出す期間当然その機械は使えなくなりますが、ハードディスク内臓タイプの薄型テレビの場合、症状がひどいとテレビ部分も使えなくなってしまったり、メーカーに預ける間は間違いなくテレビも家から消えてしまいます。
ハードディスク内臓薄型テレビには、DVDを入れるところもついていませんから、やはりレコーダーと薄型テレビは別で買ったほうがいいど思いますよ。
