テレビを換えただけで地デジが見られるとは限りません
デジタル信号はアナログ信号に比べてとってもデリケートというか、ノイズに弱いのでアナログ放送のようにちょっと映りは悪いけど何とか見える、ということはありません。デジタル信号は見えなければブロックノイズが出てまともな画像にならないか、まったく見えなくなるのです。
その地域に十分な電波が来ている限り、まったく地デジが映らないご家庭でも、アンテナからテレビまでの配線類をすべて換えれば受信することは可能です。アンテナ張替え、配線を各部屋へ引きなおし、分配器、ブースター取り付けもすべて行い、4台の地デジ対応テレビをすべて映るようにするとなると、最大で10万以上の工事費がかかることとも考えられます。
もちろん、まったく工事の必要のないご家庭もあるのですが、多治見市や東濃地方のように古い住宅街が多い地域では、数千円単位のケーブルを買い換えないといけないご家庭を含めれば4−5割のご家庭が何らかの措置を講じなければなりません。つまり、テレビ換えるだけでは地デジは映らなくても普通ですよ、というお話です。
私達もできる限りお客様の負担を減らすために最小限の工事をオススメしておりますが、今時4人家族でテレビが1台という家庭も珍しく、どこにも最低2-3台のテレビはあるためどうしてもある程度の費用はかかることになるでしょう。
費用がどれくらいかかるかは,現場しだいですので見てみないとわかりませんが、ご心配の方はお気軽にご相談下さい。多治見市内はすでに多くの地域で地デジが映るかどうかのテストをしており、現時点で映るかどうかの大体の目処はついています。
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よく、NHKの地デジ普及番組や地デジのパンフレットなどで、ケーブルに関してだけ若干触れてはおりますが、現実はそんな簡単なものではありません。私達からテレビをご購入いただいた場合、地デジ受信の可不可はきっちりチェックしますが、量販店は販売と取り付けが別会社もしくは別部門のためあまり連携が取れておりません。
もちろん地デジに関してしっかり説明されている会社もありますが、お客様側の知識不足もあり、受信できるのに受信できていないケースも2−3割存在すると言われています。私達が、量販店で買われたテレビの調子がおかしい、と相談を受けて多治見市内各所へ出かけた場合、びっくりするようなとんでもない取り付けをしてあるご家庭も珍しくありません。
地デジが映る条件は?
築10年以上の建物は一応チェックしましょう
2000年12月からBSデジタル放送が始まったため、その時点でようやくデジタル放送には、抵抗の少ない質の良い配線を使わなければならない必然性が発生しましたが、それ以前はデジタル放送を意識することはなく、安い配線をしていた可能性も十分ありえます。
実際には、10年ほど前からある程度抵抗の低い現在の品質に近いケーブルが使われてはいましたが、工事会社それぞれの考え方だけでこれといった規制はなかったため、「とりあえずアナログ放送の受信にはまったく問題がないので、ケーブルは安いもので十分」と考えた会社もあったことでしょう。
とはいっても、昔の規格のケーブルで電波抵抗が高くても、1台なら映る、という中途半端な場合もありますので、一概には言えないのが難しいところです。
築30年以上の建物は基本的に規格外
築20年でも十分怪しいのですが、30年を超えて室内配線を一度もいじったことのない建物は、ほぼ地デジは映りません。30年前には地デジどころか、やっとテレビが一家に一台以上になりつつある時代でしたから、今の規格のデジタル信号はまず映りません。どこかの工事は必要ですので、地デジを見るためには、テレビ以外の出費をとりあえず計算しておいてください。
地上デジタル放送 要チェック項目
・アンテナ
地上デジタル放送はUHF帯ですので、UHF用のアンテナが必要です。多治見市内はほとんどUHFで受信していますが、一部中津川の中継局よりVHF帯で受けている地域、(姫町、月見町の一部など)もありますから注意しましょう。
とは言っても、一般の方はアンテナを見てもわからないでしょうし、私達も現場の状況(高い建物がある、山に囲まれているなど)を見ないとわかりません。多治見市の地形は複雑なのです。
・分配器
アンテナにしろ、ケーブルテレビにしろ、各家庭における電波の入り口はほとんどの場合1箇所ですので、そこから電源コンセントを分岐するように、配線を分配する分配器が必ず各家庭についています。
屋根にあるアンテナに直についていたり、屋根裏についていることもあるので、一般の方ではほとんど確認できるわけではありませんが、分配器の規格が古いとデジタル信号を通さないこともよくあります。
・ブースター
電波は、分配をしたり機械を通すとどんどん減衰していって弱くなります。テレビ、DVD/HDDレコーダーなどを、一つの配線から連結してあるところも多いのですが、電気製品を通って電気製品に入るわけですから、電波がある程度強くなけれ通常末端の電気製品であるテレビで受信することはできません。
そのため、DVD/HDDレコーダーではちゃんと映るのに、テレビでは1,2局映らないということもよく起こりえます。そういった場合に必要なのが電波を増幅するブースターなのですが、これもアンテナについていたり、各部屋についていたりと様々なため見てみないとわかりません
・ケーブル
太い同軸ケーブルを使ってあるか確認しましょう。テレビやDVD/HDDレコーダーを買うと、箱の中に何種類かのケーブルが入っているのが普通ですが、その中にアナログやデジタル放送をDVD/HDDレコーダーからテレビへ送る同軸ケーブルが入っている場合が多いです。
しかし、同梱されていてメーカーが責任を持ってくれるであろう安心なはずの同軸ケーブルでも、細い同軸ケーブルが入っている場合がまだまだあるため、映らないときにはそのケーブルを買いなおさないといけないこともあります。
・共同アンテナ
多治見市には十箇所以上の共同アンテナ網があります。各地域ごとに取りまとめ役がいらっしゃるはずで、各地域単位でデジタル放送に対してどう対応するかを話し合われている段階とは思います。
デジタル放送を受信するためには共同アンテナの設備更新をしなければならず、それが場所によっては1千万以上になるため、多治見市各地の発信局の電波状況を見極めてから対応を決定されるところもあるようです。
しかし、お金の問題で調整がうまくいっていないところもあり、直前にバタバタと決まることも予想されるため、いくつかの共同アンテナ網では混乱が発生することも十分ありえます。
おりべケーブルテレビとアンテナ受信どちらがいいか?
今年の春に土岐南(妻木)局が開局するまで、デジタル放送を見るには瀬戸局からわずかにもれてくる電波を受けるか、おりべケーブルテレビに入るか、どちらかしか選択肢がなかったため、地上デジタル放送を受信するためだけに、おりべケーブルテレビに入る人もいらっしゃいました。
おりべネットワーク 多治見・土岐・瑞浪のケーブルテレビ+インターネット接続会社
アンテナ受信ができない人には絶対必要。多チャンネルを楽しみたい人もオススメ。
インターネット初心者で頼る人がいない場合には、ここからスタートするのがいいかも。
しかし、すでにおりべケーブルテレビが入っている場所でも、一部地域では土岐南局から電波を受信することができますし、2010年末までには共同アンテナ地域を除く、多治見市内の80−90%ほどの地域がデジタル放送をアンテナで受信できるようになると予想(予定?)されているため、現時点で選択できる地域の人は、どちらがいいか考えていただいたほうがいいでしょう。
